部長あいさつ

東京都高等学校体育連盟剣道専門部
部長  鯨 岡 廣 隆
(東京都立両国高等学校長)

鯨岡 廣隆 平成29年度、本剣道専門部には、昨年度男子303校2424人、女子296校1497人、合計3921人の生徒が加盟しました。全国47都道府県の中で最も多くの剣道部員を有しています。本専門部は、このように多くの生徒や学校の大会参加、段級審査、講習会、指導者講習等により剣道の普及と強化に貢献しています。こうした活動を通して生徒の人間形成を後押しし、社会にとって有意な人材を育てていくことが、本専門部の使命であります。

 都内の300を超える高等学校に剣道部が設置され、日々生徒達が稽古に励んでいることは非常に頼もしい状況です。各学校での稽古の成果を十分に発揮することができるよう、1年間の諸行事や円滑な大会運営等に努めてまいりたいと思います。

 2年後の平成32年度には、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会が東京で開催されます。その開催1年前の平成31年度には、本専門部が中心となって関東高等学校剣道大会を開催する予定となっています。我が国発祥の剣道の素晴らしさと稽古に勤しむ高校生を世界に広める絶好の機会であります。今後はグローバルな視点をも併せ持った高校剣士の育成を図ることが肝要となります。

 一方、加盟校においては剣道部員の減少により、部活動が不活発となり、団体戦に参加できない学校があるなどの課題も見受けられます。高校剣道の指導者のみならず、各学校の顧問の先生方、地域の剣道関係者や保護者の皆様とともに、活発な剣道部の活動を通して剣道文化を継承・発展させるとともに、世界を視野に心身健康な生徒の成長を後押ししていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。