部長あいさつ

東京都高等学校体育連盟剣道専門部
部長  野 村 公 郎
(東京都立富士高等学校長)

 本年度(令和2年度)、東京都高等学校体育連盟剣道専門部長を拝命しました。鯨岡部長の後任として、また、全国47都道府県の中で最も多くの剣道部員数を有する東京都剣道専門部長として、さらに力を発揮していかねばならないという思いが重なり、身が引き締まる思いです。高体連及び剣道専門部の更なる発展のため尽力しますので、ご支援よろしくお願いします。
 本剣道専門部は、多くの大会運営、段級審査、講習会、審判研修等により剣道の魅力を伝え、剣道の普及と強化に貢献しています。そして、こうした活動や取組を通じて、生徒の剣道の修練と、人間形成を後押しし、社会にとって有為な人材を育てていくことが私たちの使命であります。

 さて、今年に入ってから新型コロナウイルス感染が世界に蔓延し、感染拡大防止対応措置のため年度当初から満足な稽古ができない状態です。生徒には、このような中にあっても、剣道修行に関わる心身の鍛錬を、各自、行ってもらいたいと思います。全世界が、新型コロナウイルス感染拡大の沈静化により、なるべく早期に通常の社会生活に戻ることを願うとともに、学校が普段の生活を取り戻し、生徒が学校で日々稽古に励むことができるようになった時に、その稽古の成果を十分に発揮することができるよう、諸行事や円滑な大会運営等に努めてまいります。

 また、加盟校においては剣道部員の減少により、団体戦に出場することができない学校があるなどの課題も見受けられます。高校剣道の指導者のみならず、各学校の顧問の先生方、地域の剣道関係者や保護者の皆様とともに、剣道部の活動を通して、すべての剣道部員が世界を視野に入れ、心身健康な成長ができるよう、課題解決に尽力してまいります。

 そして、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会が延期となりましたが、我が国発祥の剣道の素晴らしさと稽古に励む高校生の姿を世界に広めるべく、高校生の溌剌とした活動を発信していきたいと思います。
 今年度も剣道専門部の活動へのご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いします。