東京都高等学校体育連盟剣道部

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竹刀
高体連便り

  平成18年9月1日発行
発行東京都高体連剣道部
調査・研究・広報部
9巻4号・通巻50号

タイトル

平成18年度東京都高体連剣道部秋季剣道大会は、8月21日(月)に日本武道館で1部152校(男子:91校、女子:61校)、U部216校(男子:126校、女子:90校)が参加して行われ、T部男子は東海大学菅生高校が、T部女子は国士舘高校がそれぞれ優勝旗を手にした。

また、同会場で行われたU部男子は錦城高校が、U部女子は学習院女子高校がそれぞれ初優勝を飾った。なお、この面には、1部の観戦記と各優勝校キャプテンへのインタビューを、また、裏面にはベスト16以上の決勝トーナメント結果を掲載する。

 男子1部決勝戦―観戦記

男子

男子T部の決勝は、東海大菅生と京華の対戦となった。京華は準々決勝で国士舘、準決勝で駒沢大付属を破り、一方の東海大菅生も準決勝で高輪を破ってあがってきた。

先鋒戦。まず中野(東海大菅生)が先をとって打ちに出る。途中、面紐の結び直しで中断。その後お互い果敢に打ちに出ていき、前浦(京華)が小手をしかけるが決まらず、中野(菅生)が相手の竹刀を打ち落とすような形で、一瞬居ついたところを攻めてメンを決めた。

次鋒戦。菅生は右手一本で戦う本多。間合いを上手く取り、逆胴、下がってメンからの小手、振り向いてメンと果敢に攻める。一方の佐藤も攻めあぐね、お互いに決まらず引き分けとなった。

中堅戦はお互い胴から始まった。その後、吉野(菅生)は引きメンに出るが、膠着状態となる。その後の相小手も決まらず、野村が引きメンを打つ。合気にならず鍔競りに。さらに野村は小手−面で攻めるが相手は崩れない。お互いが再び相小手−面に出たところを、野村(京華)が相手に乗ってメンを決めた。

副将戦は、住友(菅生)が上段からのメンを放つが一本にならず、続いて上段からメンを打つ。これは、相手の出ばなをとらえた見事なメンとなった。副将戦は早く決まった。

大将戦。後のない京華は、分かれの後、緑川(菅生)が、上野(京華)がメンに打って出るところを胴に抜くが一本とはならない。今度は逆に上野が出てきたところを緑川が胴に抜くがこれも決まらず、鍔迫り合いに。次いで、上野がメンに出ていこうとするところを緑川がきれいに出コテを決めた。相手をよく見ていた方が一本を入れた試合であった。

 優勝校キャプテンに聞く:東海大学菅生高校 緑川選手(3年生)

Q 今の気持ちは?
A これから新メンバーとなるので、最後にしめられたので、うれしいです。
Q 今回の勝因は?
A 38人のチームワークです。
Q 今回は一本勝負でしたが、3本勝負と比べてどうでしたか?
A やりにくかったです。
Q いつもの稽古で心がけていることは?
A 「基本を大切にすること」、「気持ちを切らないこと」。そして「溌剌(はつらつ)」がモットーです。
Q これからの抱負は?
A 後輩につなげて、インターハイに行ってほしいです。
Q 一緒に剣道をやっている他校の生徒へ一言おねがいします
A 「最後まであきらめないこと」です。
   *すがすがしい、いい笑顔で答えてくれました。ありがとうございました。

 女子1部決勝戦―観戦記

女子

女子1部の決勝戦は国士舘高校と桜美林高校の顔合わせとなった、先鋒戦、試合の開始が宣告されると直後に山本(国士舘)は日塔(桜美林)の一瞬の出ばなを逃さず、見事なメンを決め国士館が一勝を先取する展開となった。

つづく、次鋒戦ここで返しておきたい梶山(桜美林)は、初盤より積極的に攻めるが有効打突得られず、次第に近間での攻防がつづいた、試合が中盤にさしかかろうとしたとき酒井(国士舘)は、梶山の一瞬居ついた後の出ばなを出コテで押さえ、国士舘が2勝目をあげ王手をかけることとなった。

桜美林にとっては後がなくなった中堅戦、平山(桜美林)は開始直後より自ら間合いをつめメンに打って出るが不十分、試合が終盤にさしかかろうとした時、遠間から平山がメンに出たところを佐藤(国士舘)が体をさばきながらコテを決め、3勝を先取した国士舘が優勝を決めた。

 優勝校キャプテンに聞く:国士舘高校女子主将 斉藤愛里選手

Q 今日の勝因を聞かせてください。
A 今日は初戦からチームが一丸となって「気」を出していけたことだと思います。
Q この夏はどのような練習を積んできたのですか。
A この夏は男女別メニューで私たち女子は、基本に重点を置いて練習に取り組みました。
   朝7:30から8:30までは、「切り返し」・「追い込み」のみを行い、
   午後の13:00から15:00 は「打ち込み」・「基本打ち」・「かかり稽古」を中心に
   練習しました。また、内面の筋肉を鍛えるために「バランスボール」を使用した練習も
   新たに取り入れました。今回の大会ではこの練習が下半身の安定につながっていたと
   思います
Q 監督の先生からは、いつもどのようなご指導を受けていますか。
A 監督の河野博先生からは試合になったらまず「気合を出し」「気で負けない」
   「気で相手を倒すなど精神面でのご指導を多く受けています。
Q 主将として、今後の抱負を聞かせてください。
A  今日の勝利をきっかけに、来年の新人戦では優勝、そして選抜大会への出場を果たし、
   夏には皆で絶対にインターハイに出場したいと思います。

 その他 試合結果

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