東京都高等学校体育連盟剣道部

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竹刀
高体連便り

新人剣道大会 平成18年8月21日発行
発行東京都高体連剣道部
調査・研究・広報部
9巻3号・通巻49号

〜全国高等学校剣道大会東京都予選〜

団体戦:男子は高輪、女子は拓殖大第一に栄冠!

結果

 男子団体決勝観戦記 高輪高校 対 東海大菅生高校

男子決勝戦は高輪高校と東海大菅生高校の顔合わせとなった。

先鋒戦、初盤より近間での攻防が続く。中盤、中野(東海大菅生、以下菅生)がつばぜり合いの反則の宣告を受けた直後、一瞬居着いたところを安川(高輪)のコテが決まり、一本勝ちで高輪が先取した。

次鋒戦、本多(菅生)が右上段より開始直後から真田(高輪)の逆ドウを狙う。それに対し真田は本多の技の尽きたところをツキで返すが有効打突に至らない。中盤になっても本多は気迫の攻めを続け、ついに真田よりメンを先取する。終盤になろうとしたとき、真田がメンに出たところ本多は落ち着いてそれをすりあげてメンを決め、試合を振り出しに戻した。

中堅戦、丸家(高輪)は、初盤より自ら間合いを詰め打って出るが、小林(菅生)も絶妙のタイミングでそれをかわす。終了間際、丸家の出頭を見事なメンがとらえ、逆に菅生が王手をかけることとなった。

副将戦、後がなくなった三浦(高輪)は、開始宣告直後より積極的に技を出すが、緑川(菅生)も堅い守りでそれをかわす。中盤、緑川の累積反則により三浦に一本が与えられ、勝負は大将戦に持ち込まれた。

住友(菅生)は、初盤より上段からの技を出そうとするが、石田(高輪)の懐に攻め入ることができない。中盤、住友が近間より上段にとった直後、石田は機を逃さずそれを払い、引きメンを決めて先取する。その後も試合は膠着状態が続き、結局石田が一本勝ちを収め、高輪高校が優勝を決めた。

結果

※団体戦決勝の試合方法について
 各選手の試合時間は4分、勝敗の決しない場合、2分の延長が1回のみ行われる。

 勝利チームインタビュー

(高輪高校 主将:石田雄二選手)
今日はチームワークの勝利だと思います。初戦からチームとしてのまとまりが非常にありました。もちろん、優勝(インターハイ出場)は狙っていました。休日は年間で数日あるくらいで、練習は1日2時間から4時間ほどしています。監督の甲斐先生からは「気持ちで負けないように、自分で打っても相手に攻め込まれても決して手元があがらないように“正しい剣道”をするように」とご指導を受けています。インターハイでは、勝つことはもちろんですが、東京代表として立派な試合をしたいと思います。

 女子団体決勝観戦記 拓殖大第一高校 対 国士舘高校

女子の決勝は、準決勝で修徳高校を下して接戦をものにした拓殖大第一高校(以下拓大一)と、同じく準決勝の東海大菅生高校戦を代表戦で勝ち上がった国士舘高校(以下国士舘)との間で行われた。

先鋒戦、上段に構える宮田(拓大一)に対し、山本(国士舘)は徐々に間合いを詰めていく。メンを先取した宮田に対し、終盤山本がコテに飛び込んで追いつく。勝負となった直後に時間となり、延長でも決着つかず引き分け。

次鋒戦、重田(拓大一)と浅香(国士舘)の試合はつばぜり合いの多い展開となる。別れの後、浅香がコテ、重田がメンを放つものの決まらず、この試合も引き分け。

中堅戦、序盤から積極的にコテ・メンを放つ佐藤仁(国士舘)に対し、力武(拓大一)もメン・逆ドウを放ち、延長開始直後にもメンに飛び込むが決まらず、引き分け。

副将戦、重心低く上段に構える角田(拓大一)に対し、斉藤愛(国士舘)は右コテを放つが決まらず、延長へ。その後、斉藤が左コテ、角田が逆ドウ・諸手コテ・片手メンを繰り出すものの有効とならず、引き分け。

勝負のかかる大将戦、森園(拓大一)と佐藤明(国士舘)との試合は互いに引きメンを打ち合うなど、緊迫した時間が続くが、止めがかかり、仕切り直しとなった直後に森園がメンを決め、ついに均衡が破られた。佐藤明も引きメンを放つものの決まらず、再び森園がメンを奪い、拓殖大第一高校が念願のインターハイ出場を決めた。

結果

 勝利チームインタビュー

(拓殖大第一高校 大将:森園美香選手)
勝つにしろ負けるにしろ、決勝戦は思い切ってやろうと思っていました。(決勝戦でのメンには)自分でもビックリしています。

(拓殖大第一高校 主将:力武あゆみ選手)
「気持ちで負けないように、ここまできたらやるしかない」
決勝戦は、そう思って挑みました。チームワークのよさも今日の勝因のひとつだと思います。昨年はあと一歩のところで出場を逃していたので、今回の優勝は非常にうれしいです。インターハイでも、今まで通りの力が出せるように頑張りたいと思います。

 個人戦:女子は斉藤愛(国士舘)・松井(久我山)、
      男子は石田(高輪)・三浦(高輪)が代表に

結果

お知らせ インターハイ予選で配布された前号(関東大会速報号)の号数に誤りがありました。正しい号数は「9巻2号通巻48号」です。お詫びして訂正いたします。
なお、関東大会速報号は東京都高体連剣道専門部ホームページでもご覧頂けます。

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